ページ

2013年1月11日金曜日

なにかが変わるとき




何年かまえに座椅子に座っていてひっくり返ったことがある。
ロッキングチェアみたいにゆらゆらやってたから、いくらか覚悟はできていたのだけど、
実際ひっくり返るとびっくりするし、けっこう笑える。
あぶないー。と周りに言われるのは当たりまえだけど、なんか、なんて言うか、、
この感じ楽しい。。
なんだかスカッとした。忘れていたのだよこの感覚を。
子供の頃はしょっちゅう転んだり、ひっくり返ったり、池にはまったり、血流したりしてたのに、大人になるにつれそんなハプニングは起きない様に気をつけて生きてしまう。
だから妙に新鮮だった。「生きてるってこうゆうことだよ!」って思う。

人間たまにひっくり返らないとダメだ、自分がどれだけ体を休めていたのかに気づくし、ハプニングは人を生き物にしてくれる。難しいことを考えてた脳内がシンプルになる。

つい先日、最低気温マイナス8度の朝に会社の玄関前でちょっと転んだ。
周りの心配をよそにテンションが上がり、笑いがこみ上げてくる。
ああ、やっぱりなにか大事なことを思い出すこの感覚
もう寒さも忘れるくらいに嬉しくて清々しかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿